寄生虫探しには顕微鏡が欠かせません。そのため、私は型落ちの生物顕微鏡を20万円で購入し、その他の備品をそれ以上の金額をかけてそろえました。おかげさまで、標本観察については国際誌に投稿する論文を書けるくらい道具をそろえることができました。しかし、まだ満足できていません。最近、寄生虫を紹介する動画を作り始めたのですが、見つけたばかりの寄生虫の動画が撮りたいと思っていました。
実体顕微鏡の接眼レンズに携帯電話のカメラを当てて、動画を撮影しているのですが、手元がズレるとレンズが写ってしまいます。接眼レンズにカメラを設置できるようなマウントがあればと思っていたところ、Xにてこんな感じで自作マウントが紹介されていました。
そこで、自分でも作ってみたので、備忘録がてらここにレビューを残そうと思います。残念ながら、4000円くらいかかりましたが・・・。購入したものとしては、
サードパーティのアダプター(https://www.amazon.co.jp/dp/B07BHCHJDV?psc=1&ref=ppx_pop_dt_b_asin_title)
生物顕微鏡の接眼レンズ(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07PLTH322/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1)
瞬間接着剤(これは近所のホームセンターで購入しました)
こんな感じで接着剤をつけて、接眼レンズのレンズの方をこちらにつける感じです。
こんな感じで、アダプターの穴とレンズが大体同じ大きさです。
数分で接着するので、完成です。接着剤の量が多いとレンズにかかってしまうので注意です。
あとは、こんな感じでアダプターをつけたら完成です。
使い勝手は・・・?
百聞は一見にしかずで、設置した時の写真をみてもらいましょう。
なんか、すごい影が写っています。おそらくこれは、接眼レンズの筒の部分が写ってしまっています。ズームをすれば、被写体にピントがあうかと思い、ズームをしてみたところ。
こうなって(2倍くらい)
こうなりました(4倍)。対物レンズの倍率とうまく合わせれば、寄生虫が動く様子を映せるかと思います。次の調査が楽しみです。
コメント