fish.and.worms.lab

在野で魚類に寄生する寄生虫について研究しています。学術的な研究ばかりではなく、魚類やそれに寄り添って生きる動物について、多くの人に興味や関心を持ってもらえるように色々と発信していきたいと考えています。
兵庫県神戸市のレンタルスペースに個人ラボを作りました。生物に興味のあるちびっこや、生物顕微鏡を使って自由研究をしたい中高生、寄生虫に興味があって標本を見てみたい方が来られるようにしています。JR神戸線の駅降りてすぐです!興味がありましたらご連絡下さい。

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マウント自作

レビュー

寄生虫探しには顕微鏡が欠かせません。そのため、私は型落ちの生物顕微鏡を20万円で購入し、その他の備品をそれ以上の金額をかけてそろえました。おかげさまで、標本観察については国際誌に投稿する論文を書けるくらい道具をそろえることができました。しかし、まだ満足できていません。最近、寄生虫を紹介する動画を作り始めたのですが、見つけたばかりの寄生虫の動画が撮りたいと思っていました。

実体顕微鏡の接眼レンズに携帯電話のカメラを当てて、動画を撮影しているのですが、手元がズレるとレンズが写ってしまいます。接眼レンズにカメラを設置できるようなマウントがあればと思っていたところ、Xにてこんな感じで自作マウントが紹介されていました。

そこで、自分でも作ってみたので、備忘録がてらここにレビューを残そうと思います。残念ながら、4000円くらいかかりましたが・・・。購入したものとしては、

サードパーティのアダプター(https://www.amazon.co.jp/dp/B07BHCHJDV?psc=1&ref=ppx_pop_dt_b_asin_title

生物顕微鏡の接眼レンズ(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07PLTH322/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

瞬間接着剤(これは近所のホームセンターで購入しました)

こんな感じで接着剤をつけて、接眼レンズのレンズの方をこちらにつける感じです。

こんな感じで、アダプターの穴とレンズが大体同じ大きさです。

数分で接着するので、完成です。接着剤の量が多いとレンズにかかってしまうので注意です。

あとは、こんな感じでアダプターをつけたら完成です。

使い勝手は・・・?

百聞は一見にしかずで、設置した時の写真をみてもらいましょう。

なんか、すごい影が写っています。おそらくこれは、接眼レンズの筒の部分が写ってしまっています。ズームをすれば、被写体にピントがあうかと思い、ズームをしてみたところ。

こうなって(2倍くらい)

こうなりました(4倍)。対物レンズの倍率とうまく合わせれば、寄生虫が動く様子を映せるかと思います。次の調査が楽しみです。

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